現物ビットコイン[BTC]上場投資信託(ETF)は5月の出だしが好調でした。5月1日、BTC ETFは6億2,980万ドルの入金を記録し、そのうちBlackRockのIBITが2億8,440万ドルの入金を記録しました。続いてFidelityのFBTCが2億1,340万ドルの入金を記録しました。
興味深いことに、多くの資産運用会社がゼロフローを記録する中、比較的新参のMorgan StanleyのMSBTは450万ドルの入金を記録しました。その後、5月4日と5日もほぼ同様のパターンが見られました。
ビットコインETFが入金から出金に転じる
5月6日、ETFへの入金はIBITの1億3,460万ドルを牽引役として累計入金額が4,620万ドルに留まり減少しました。しかし、FBTC、BitwiseのBITB、Franklin TempletonのEZBC、グレイスケール・インベストメンツ/Grayscale InvestmentsのGBTCからの大規模な出金がほとんどの利益を相殺し、純入金は最小限に留まりました。
出典:Farside Investors実際の転換点は5月7日に訪れ、現物ビットコインETFが2億6,850万ドルの出金を記録しました。FBTCが最大の出金額1億2,900万ドルでリストを率い、IBITの9,800万ドルがそれに続きました。
特筆すべきことに、MSBTとグレイスケール・インベストメンツ/Grayscale InvestmentsのBTCはそれぞれ730万ドルと570万ドルの入金を記録しました。週末までに出金額は2億4,570万ドルに減少したものの、機関投資家は依然として慎重な姿勢を維持していました。
これは、BlackRock、Fidelity、Ark Investといった大手がすべて出金を記録した一方、他社はゼロフローを記録したためです。特筆すべきことに、Morgan StanleyのビットコインETFのみが570万ドルの入金を記録しました。
ビットコインETFはBTCの価格を動かしたのか?
価格動向の面では、ETFのパフォーマンスとは異なる動きを見せました。入金と連動して動くのではなく、ビットコインの価格は逆の道を歩みました。5月1日、BTC ETFが入金を記録した際、この資産は76,000ドル付近で取引されていました。
その後、5月6日にBTC ETFへの入金がごくわずかだった際、BTCの価格は約82,000ドルまで上昇しました。さらに、5月7日と8日にBTC ETFが出金を記録したにもかかわらず、価格は80,000ドル前後での取引が続きました。
このパターンを検証すると、ETFの資本フローが価格の急騰を後追いするのではなく、むしろ牽引したことが示されています。
機関投資家と個人投資家の参加はどのようにビットコインを押し上げたか?
特筆すべきことに、CryptoQuantによるビットコインの取引所ネットフロー分析では、わずかながらも継続的な出金が示されました。
出典:CryptoQuantこれらの出金により利用可能なBTC供給量が減少し、ETFの資本フローが不安定な状況下でも強気の市況を示すシグナルとなりました。その結果、ビットコインの価格はETFの出金期間にもかかわらず上昇を続け、安定を維持しました。
さらに、アクティブアドレスの増加も好調な市況を裏付けました。
出典:CryptoQuant簡単に言えば、機関投資家がビットコインの価格変動のきっかけを作り、個人投資家がそれを持続させ、取引所からの出金が売り圧力を軽減することでラリーを強化しました。
最終まとめ
- ビットコインETFは5月に好調なスタートを切りましたが、最初の週の終わりには入金が出金に転じました。
- 取引所ネットフローとアクティブアドレスがBTCの価格を76,000ドルから82,000ドルへと押し上げ、市場の強気なモメンタムを示しました。
Source: https://ambcrypto.com/bitcoin-how-btcs-80k-stayed-intact-despite-268m-etf-outflows/








