連邦大陪審は、テネシー州の3人の男を暗号資産の強盗事件で起訴した。うち1件では被害者が銃を突きつけられ、デジタル資産650万ドル分を渡すよう強要されたとされる。
イライジャ・アームストロング、ニノ・チンダバン、ジェイデン・ルッカーの3容疑者は共謀罪および誘拐罪で起訴されている。
発表によると、容疑者らはテネシー州から移動して宅配業者を装い被害者宅に侵入した。捜査当局によれば、グループは銃や結束バンド、粘着テープで住人を拘束したという。
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検察は、被害者の1人が銃で脅されて暗号資産アカウントにログインさせられた事件の詳細を明かした。共謀者がそのウォレットから、同グループが管理するアドレスへ約650万ドル相当を送金した。
アームストロング容疑者とルッカー容疑者は12月31日にロサンゼルスで逮捕された。チンダバン容疑者は同月初旬にサニーベールで拘束された。3人全員が現在も連邦当局の拘留下にある。
クレイグ・H・ミサキアン米連邦検事は起訴発表の中でコメントした。
有罪となった場合、被告らはホッブズ法強盗の共謀罪、強盗未遂、誘拐未遂などで最長20年の懲役および25万ドルの罰金が科される可能性がある。誘拐共謀罪については終身刑となる可能性もある。
この事件は、暗号資産保有者を狙った物理的犯罪が急増する中で発生した。ブロックチェーンセキュリティ企業のCertiKは、2026年1月から4月の間に暗号資産保有者を標的とした物理的攻撃を34件確認したと報告しており、前年同期比で41%増加した。現状のペースが続けば、2026年は最終的に約130件の「レンチアタック」が発生する見通しだという。
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