イーサリアム(ETH)は5月の上昇分をすべて失い、過去1週間で約10%下落した。
時価総額で2位の暗号資産であるイーサリアムは、日曜日にバイナンスで2097ドルの安値を付けた。4月7日以来の安値。本稿執筆時点で2116.82ドルで推移しており、過去24時間で2.88%下落している。
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この下落の背景は何か。ビットマインのトム・リー会長は原油価格に注目する。
Xへの投稿で、リー氏はイーサリアムの原油価格との逆相関が過去最高に達したと指摘した。同氏は、この数週間のETH下落の主因は原油価格の動きだと説明する。
一方、ブレント原油は月曜日に1バレルあたり111ドル近辺で推移し、過去1カ月で約16.4%上昇した。この上昇は米国とイランの緊張やホルムズ海峡の閉鎖が背景にある。
ただし、リー氏は原油価格が反落すればETHの回復につながると指摘する。同氏は足元の下落について「短期的なノイズ」に過ぎないとし、ETHを取り巻く構造的な成長要因は引き続き堅調だとの見方を示した。
ファンドストラット共同創業者のリー氏は、トークン化やエージェンティックAIといった要素が2026年までのイーサリアムの成長を形作るより大きな原動力であると強調した。
これらの要素は、氏の過去のETH予測でも言及されている。今月初め、年末までにETHが9000~1万2000ドルに到達するとの見通しを示した。
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