バイナンス創業者のチャンポン・ジャオ氏(CZ)は25日、ドバイでサーフィン中に行方不明になったとする虚偽情報を否定した。発端は中国語圏のWeChatグループとされ、騒動に便乗したトレーダーらがソラナやBNBチェーン上でミームコインを相次ぎ発行した。
偽の投稿は、CZ氏がジュメイラ・ビーチ付近で海に流され、救助隊が捜索していると主張していた。
数時間以内にトレーダーらはpump.funやBNBチェーンのミーム発行プラットフォームで模倣トークンを発行した。多くがSEAZやRIPCZというティッカーを採用した。
GeckoTerminalのデータによると、ソラナ上のいくつかのSEAZプールは1セント未満の価格で取引されている。時価総額は約2400ドルから4600ドル、流動性は6000ドルを下回った。
PancakeSwap V2上のBNBチェーン版は、時価総額8300ドル、流動性9500ドル前後で取引された。ソラナのSEAZプールの1つでは、流動性5683ドルで取引高11万4000ドルを記録した。
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今回の状況は過去のソラナ系ミームコインのラグプル事例を想起させる。ほとんどのトークンは上場後数時間で10%から40%下落した。
CZ氏はこのデマについて、サーフィンでなくカイトサーフィンを行っていると述べ、フォロワーに「一緒にSurf Abu Dhabiを体験しよう」と呼びかけた。
バイナンス創業者の同氏は、これまでも自身の名前を冠したトークンに群がるミームコイン投資家を批判してきた。
今回の件は、バイナンスに関する過去の偽ニュース、例えばインターポールのレッドノーティス(国際手配)を巡るデマでBNBが短期的に下落した事例とも類似する。
また、過去にもCZ氏関連のミームコインブームで、トレーダーが流動性の薄いコインに殺到しては息切れする現象が繰り返されてきた。

