大型アルトコイン3銘柄が、今週にも過去最高値を再び視野に入れる強気シグナルを点灯している。ハイパーリキッド(HYPE)、トロン(TRX)、ホワイトビットコイン(WBT)は、いずれも新高値圏まであと一歩に迫る。
HYPEはすでに直近高値を突破し、現在は価格発見局面に突入。TRXは最高値から約18%下、WBTは自身の高値から約13%下で推移している。
ハイパーリキッドの日足チャートでは、直近の高値59.50ドル付近を明確に上抜けるブレイクアウト構造が確認できる。5月14日に上昇トレンドラインで反発して以降、強含みで推移している。
直近の上昇局面では、0.786フィボナッチ戻し水準51ドルを突破し、新たな出来高急増とともに未知の価格帯へ。RSIは76付近で強い上昇傾向ながら、過熱圏には達していない。
背景の出来高は数週間減少傾向であり、今回のブレイクアウトとやや逆行した小規模なダイバージェンスを形成。価格発見局面のさらなる継続には、買いが続くかどうかの確認が重要。
XユーザーのIvanOnTech氏も、同様のトレンド転換指標を示し、HYPEは2月のブル転換後、約90%上昇したと指摘。今回の動きについて、選択的なアルトコイン投資の重要性を示す好例と強調した。
トロン(TRX)は、2025年11月12日以来続いていた上昇並行チャネルを直近で上抜け。在過程で2025年9月12日のスイングハイも更新した。
現在は、2025年8月23日のスイングハイだった0.37ドル付近の2つ目の抵抗帯で推移している。TRXは過去最高値0.45ドルから約18%下で取引中。
次の上値ターゲットは、1.272フィボナッチ戻しの0.40ドル付近、続いて1.618エクステンションの0.4327ドルとなる。RSIは80前後で強気を維持し、明確な弱気ダイバージェンスは見受けられない。ネットワーク上でのステーブルコイン需要の拡大も、根強いファンダメンタルズを支える。
XユーザーのVentureCoinist氏は、さらに長期視点でTRXを市場屈指の一貫したマルチイヤーチャートと評価。2019年以来、着実な上昇を続けていると指摘した。
ホワイトビットコイン(WBT)は日足で高値と安値を共に切り上げる展開。直近は3月17日のスイングハイを更新後、0.5フィボナッチ戻しの55ドル付近まで一時調整した。
WBTが再び0.618フィボナッチ・リトレースメントのレジスタンスである57ドル付近の突破を試みている。この水準を明確に上抜けて終値を付ければ、次の0.786フィボナッチ・リトレースメントである60ドルへの道が開ける。
この突破が成功すれば、価格は過去最高値である64ドルまでおよそ13%の水準に迫る。一方、より深い下落局面では、最初のサポートは0.382フィボナッチ・リトレースメントである53ドル付近となる。
出来高は着実に減少傾向を示しており、RSIも中立ゾーン付近に位置している。これらの要素から、強い方向性を持った売買というより、現在は蓄積局面にあると考えられる。
HYPEはすでに価格発見局面に入り、自身の役割を果たした。TRXとWBTは、それぞれ0.37ドルと57ドルを明確に上抜けて初めて同様のシナリオが成立する。今後24~72時間の価格動向が、これらアルトコインが過去最高値のテーマを達成するかどうかを左右すると見られる。なお、テクニカルなシナリオはあくまで確率を示すものであり、トレーダーは水準を各自で検証する必要がある。


