フォックス・ニュースの首席政治アナリスト、ブリット・ヒュームは、ドナルド・トランプ大統領がテキサス州共和党上院決選投票でケン・パクストンを支持したことにより、民主党に議席を奪われる機会を与える可能性があると警告した。
トランプは今週、3月の予備選挙で両候補とも過半数を獲得できなかった後に行われる重要な決選投票でパクストンへの支持を表明した。ヒュームは水曜日、大統領が民主党のジェームズ・タラリコに機会を与える可能性があることで上院の支配を危険にさらしたと述べたと、The Daily Beastが報じた。

「この議席は今や少なくともある程度の危機にさらされていると思う」とヒュームは述べた。
ヒュームは、現職のジョン・コーニン上院議員を差し置いて物議を醸すテキサス州司法長官を支持した大統領の姿勢が党の本選挙における展望を弱めたと指摘し、トランプの支持表明は共和党指導部を分裂させたと述べた。上院多数党院内総務のジョン・テューンと上院リーダーシップ・ファンドはコーニンを支持した一方、トランプは元戦略家のスティーブ・バノンを含むMAGA活動家側についた。
共和党が支配するテキサス州議会下院は2023年に職権乱用を理由に彼を弾劾し、連邦捜査下にあったオースティンの不動産開発業者ネイト・ポールの利益のために権限を悪用したと主張した。また司法長官は、パクストンが不倫関係にあったとされる女性をポールが雇用するのを仲介したとの疑惑にも直面していた。
ヒュームはトランプの支持表明の根拠を「かなり薄弱」と評し、パクストンの物議を醸す経歴が本選挙の勝利に必要な共和党支持基盤の一部を遠ざける可能性があると指摘した。
ウォール・ストリート・ジャーナルは社説で、パクストンが指名を勝ち取っても本選挙でタラリコに敗れた場合、トランプは「全責任を負うべき」と論じ、共和党内の争いへの大統領の介入がいかに重大かを強調した。
「いいか、テキサスはやはりテキサスだ」とヒュームは言った。「ケン・パクストンはまだ勝てるかもしれないが、彼には大量の問題を抱えている。それは間違いない。そして彼は共和党支持基盤のすべての層を取り込めているわけではない。」
「タラリコも問題を抱えている」とヒュームは付け加えた。「しかし彼は口がうまく、多くの人に好印象を与える。だから、もし対戦相手がコーニンだったらなかったかもしれないチャンスが、今や彼にはある。」
